猫を飼いたいな……と、夜な夜な譲渡サイトなどを見ていました。
『可愛いな』と、思ったら・・・遠かったり、条件が厳しかったり。
いつの間にか2ヶ月経ったある日。
ビビビッと来ました。
私が住む鹿児島県鹿児島市の、ホームページで見つけてしまいました。
まさかの2匹。
夫と娘と話し合って1匹より2匹がいいよねとなりました。
市のホームページをよく確認すると、猫ちゃん自体の予約などはできなく、行ってみて気に入った猫ちゃんがいたら、引き取るという感じでした。
もう誰かに引き取られてたらどうしよう…夜だったので、もどかしい時間を過ごしました。
次の日朝一番に電話連絡して、もう一度必要な事を確認して向かいました。
いるか?いないか?片方だけいなかったらどうするか?
道に迷いながらようやくつきました。
「ご希望の猫ちゃんがいたりしますか?」
市の職員の方は非常に物腰が柔らかく素敵な青年でした。
「この子とこの子です。」
私がスマートフォンを見せると、
「こちらにどうぞ」
と、案内されたところに・・・
いました!すぐに目に入りました。
でも他にもまだまだ小さな猫ちゃんが、たくさんいました。
「この子達でいいですか?」
高校を休んで一緒に来ていた娘は、
「みんな連れて帰りたい」
と、言いましたが、まだ小さい猫ちゃんのお世話の大変さや、命の儚さを職員の方は説明してくれました。
希望してた2匹の猫ちゃんは兄弟ではないけれど、ミルクの時に一緒のケージにいたので、仲良しとのこと。
優しくケージからだして、
「幸せになってね」
と、1匹ずつにおっしゃってました。
こうして我が家に猫ちゃんがやってきました。